原因自分論という考え方を身につけると良い事ある気がする
今日は割と真面目な話です。原因自分論とはなんぞや、って話です。
原因自分論って要するに、大体の事の原因は自分にあると考えましょうっていう結構ドMに近い考え方です。
僕は元々人当たりが非常に悪いので、普段の僕を知る人だと「なに原因自分論とか聖人ぶったこと言ってんだこのすっとこどっこいが」みたいな感じで思うかも知れませんが、許してください。今回だけは勘弁してください。
実際元々これに近いことは思っていて、
全部自分が悪い、だから精進するしかない この精神大事にしよう
— koide (@keeeeeede) 2015, 8月 18
みたいなこともTwitterに書いてたりして。これ、いいね1個もついてないんですけど。
それで、最近この記事を読んでいたら、思っていた事が「原因自分論」という形で書いてあったので、という具合で今回ブログを書いてます。
さまざまな経営者に話を聞いた中で特に心に刺さったのは「原因自分論」、つまりすべての原因は自分にあるということです。
それまで私は、社員が辞めるのは社員の根性がないからだと、人のせいにしていました。しかし、実際には人に原因があると思っても、そうなることを止められなかったのは自分なのです。
僕は経営者でもなんでもないんですが、この考え方ってほんといいなと思うんですよねぇ。
僕らの場合、「上司に理不尽に怒られた」とか「後輩とか仲間がちゃんと仕事しない」とか「自分はあの子好きなのに、その子の態度が冷たくて許せない」みたいな事って往々にしてあると思います。そういう時って全部その相手がクソなんだ、みたいに思いがちじゃないですか?実際僕は結構その傾向があります。
でもそういう時に、「相手にそうさせた自分が悪い」って思うと結構心が軽くなります。いや、これほんとに。人へのイライラとか負の感情って一度発生すると自分ではどうしようもできないからあんまり解決できないんです。そこで、そもそも相手がどうとかの前に、「自分がこうしとけばよかったな」って思うと、相手にいくそのイライラとか負の感情って結構軽減されるんですよ。しかも、自分に向けたその後悔は、仮説ベースであろうと自分の課題なので、そこを認識、改善すればきっと成長できるハズ。
つまり、原因自分論を持っておくと僕は以下の二つのメリットがある気がします。
1.人への負の感情が結構減る
2.課題を認識できるからより成長できる
という訳でこの思考法、非常にオススメ!
ただ、ここで気をつけなければいけないな、って点もあって。じゃあDV受けてる女の子が、彼は悪くない全部自分が悪い、と思い込むのもいいの?って言われたら、それはダメです。
環境因は環境因でまた別に客観的に認識する事は絶対に必要です。環境を理解した上で、この場合はこうしとくべきだったなと思うのが恐らく正しい道筋であって、上のケースでいえば、その前に環境を理解した時点で環境を変えるべきです。まあ、環境を客観視しようと思ってもなかなか客観視できないのが難しいんですけど。
という訳で、とりとめのない文章になってしまいましたが、こんな感じの思考が自分に身に付けば良いな、と思いながら最近生きてます。でもなかなか身に付けるの難しいですね。
あと、なんか怪しい自己啓発みたいになってしまったところに、自分の文章力のなさを痛感し、悲嘆にくれています。
それではさようなら。